要は仕事に没入することである。批判はあとでよい

批判はあとでよい

賢い人は、ともすれば批判が先に立って目前の仕事に没入しきれないことが多い。このためせっかく優れた頭脳と知恵を持ちながら、批判ばかりして、結局は簡単な仕事も満足にできないことがある。ところが逆に、人が見ればつまらないと思われるような仕事にも「バカの一つ覚え」と言われるぐらいに全身全霊を打ち込む人がいる。この姿は全く尊く、見ていても頭が下がる。
仕事に成功するかしないかは第2のこと、要は仕事に没入することである。批判はあとでよい、とにかく一心不乱になることだ。こうした努力は必ず実を結ぶと思う。そこからものが生まれずして、いったい、どこから生まれよう。
「旧社名：松下電気産業株式会社創立者 CEO最高経営責任者故松下幸之助」

評価、つまり批判や、誹謗、中傷といったことはどんなときでもついて回るものですね。
しかし、このような事柄に躊躇していては経営者は勤まらないと思うのです。

むしろ批判や、誹謗、中傷といった、隠れた所から石を投げつける行為などは大変許しがたい行為だけれど、このような時こそチャンスと考え、知恵を絞ってすべてを巻き込み自分のものにしてしまえば良いのだと考えます。

きっと、「批判や、誹謗、中傷でもしなければ気が収まらないのだろうと」心に止め、自己の向上に努めればよいのだということですね。

そもそも、本当の勝負に打ち勝たねばいけないのは他人ではなく自分なのである。